南山剳記

読書記録です。原文の抜き書き、まとめ、書評など、参考にしてください。

アート

時代が病むということ(鈴木 國文)

時代が病むということ 鈴木國文『時代が病むということ――無意識の構造と美術』、日本評論社、2006年 剳記一覧 :: 南山剳記 【服部 洋介・撰】 解題 著者は名古屋大学医学部保健学科教授(当時)、精神科医。専攻は精神病理学。2007年には日本病跡学会賞を受…

マルセル・デュシャン論(オクタビオ・パス)

マルセル・デュシャン論 オクタビオ・パス『マルセル・デュシャン論』、宮川淳・柳瀬尚紀訳、書肆風の薔薇、1990年 剳記一覧 :: 南山剳記 【服部 洋介・撰】 解題 著者のオクタビオ・パスは、メキシコ外交官としてインド大使などを歴任、90年にノーベル文学…

バルテュスとの対話(バルテュス、コスタンツォ・コスタンティーニ)

バルテュスとの対話 コスタンツォ・コスタンティーニ編『バルテュスとの対話』北代美和子訳、白水社、2003年 剳記一覧 :: 南山剳記 【服部 洋介・撰】 解題 イタリアのジャーナリストであるコスタンツォ・コスタンティーニ(Costanzo Costantini、ローマの日…

バルテュス(スタニスラス・クロソフスキー・ド・ローラ)

バルテュス スタニスラス・クロソフスキー・ド・ローラ『バルテュス』、野村幸弘訳、岩崎美術社、2001年 剳記一覧 :: 南山剳記 【服部 洋介・撰】 解題 バルテュスの息子・スタニスラス・クロソフスキー・ド・ローラ(Stanislas Klossoeski de Rola)の編に…

バルテュス、自身を語る(バルテュス、アラン・ヴィルコンドレ)

バルテュス、自身を語る バルテュス、アラン・ヴィルコンドレ『バルテュス、自身を語る』、鳥取絹子訳、河出書房新社、2011年 剳記一覧 :: 南山剳記 【服部洋介・撰】 概要画家バルテュス(Balthus、1908~2001)のインタビュー本。バルテュスというのは、自…